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「フィボナッチリトレースメント161.8%」は、多くのプロトレーダーが意識する「機能しやすい利確目標(プロフィットターゲット)」です。
エリオット波動論における第3波の標準的な到達点でもあり、トレンドのエネルギーが一旦出し切られる強力な節目となります。
この記事では、フィボナッチ拡張(エクスパンション)としての161.8%の正しい引き方から、図解を使った実戦的な活用術、さらに精度を上げるための応用テクニックまでを完全網羅しました。
「どこで利確すればいいか分からない」という悩みを持つ方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Xでも取り上げたところ、
ブックマークが100件を超えたため、
今回はさらに詳しく解説していきます。
フィボナッチ161.8%の「裏技」知ってますか?
— あやFX💕水平線FXトレーダ🎀 (@AYA_FX100) March 17, 2026
50%や61.8%だけ見てる人が多いですが
実は【100%を超えた先】の161.8%は“伸びる相場の利確ポイント”です
コツは
「押し→再加速」で初めて161.8が機能します
利確の精度がかなり変わります🤩
図解にまとめたので
「保存🔖」して何度も見返してね👇 pic.twitter.com/KX8xOWsQXt
フィボナッチリトレースメント161.8%とは何か?その意味と重要性
まず、基本的な部分から整理していきましょう。
- ・フィボナッチリトレースメントの基本 → 基本の引き方・意味
- ・押し目ポイントの見つけ方 → 押し目を見つけるコツ
- ・分割利確 → プラスで決済できる方法
- ・水平線の使い方 → 水平線としての活用術
- ・コンフルエンス → 勝率を上げるコンフルエンス
- ・チャネル併用 → 優秀な組み合わせ(チャネルライン)
- ・環境認識 → 動画で解説!環境認識・決済
- ・フィボナッチリトレースメントの引き方 → ヒゲと実体、どっちで引く?
1-1. フィボナッチ数列と黄金比(1.618)
フィボナッチ161.8%の根拠となっているのは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが提唱した「フィボナッチ数列」です。
フィボナッチ数列:1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233… (前の2つの数字を足すと、次の数字になる数列)
この数列には不思議な性質があり、「どの数字も、その前の数字で割ると、約1.618に収束する」のです(例:233 ÷ 144 = 1.618…)。
この「1.618」という比率は「黄金比」と呼ばれ、人間が最も美しいと感じる比率として、自然界(ひまわりの種の並び方、貝殻の渦巻き)や建築物(パルテノン神殿)、芸術作品(モナ・リザ)など、至る所に存在します。
そして、この黄金比は人々の心理が集まる「相場」の世界でも、驚くほど機能するのです。
フィボナッチリトレースメントの基本(引き方や意味)についてもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事で解説しています。

1-2. 相場における161.8%の意味
相場において、フィボナッチリトレースメント161.8%は「トレンドのエネルギーが一旦出し切られる節目」と定義できます。
具体的には、以下の3つの重要な意味を持ちます。
-
機能しやすい利確目標(プロフィットターゲット)
多くのプロトレーダーや自動売買プログラムが、161.8%を利益確定の目安の一つとして設定しています。
そのため価格がこのラインに達すると、一斉に利確売りが入りがち、トレンドが一旦止まったり、反転したりしやすくなります。 -
トレンド継続の「次の到達目安」
直近の高値(または安値)を100%とした場合、それをブレイクアウトしたエネルギーが次に目指す場所が161.8%です。トレンドが加速した際の羅針盤となります。 -
エリオット波動論における「第3波」の標準的な長さ
テクニカル分析の王道である「エリオット波動論」では、「推進5波のうち、第3波が最も伸びやすく、その長さは第1波の1.618倍になることが多い」というセオリーがあります。161.8%は、最も利益を取りやすい第3波の到達目標として使われます。
1-3. フィボナッチ・リトレースメントの重要な数値と優先順位
フィボナッチ・リトレースメントには、主に以下の数値が使われます。
- 23.6%
- 38.2%
- 50.0% (※数学的なフィボナッチ比率ではありませんが、意識されやすい数値です)
- 61.8% (※黄金比)
- 76.4%
また、トレーダーによっては、100%を超えた動きを予測するために以下の数値(拡張レベル)を追加して使う場合もあります。
- 127.0%
- 150.0%
- 161.8% (※この記事のテーマであり、非常に強力な節目)
- 261.8%
これらの数値は目的によって使い分けるのですが、初心者の方が「まず覚えるべき、最も重要な数値」を3つだけ選ぶとしたら、以下になります。
私も重要視しています。
①38.2%
②50.0%
③61.8%
この3つのレベルは、相場の「押し目」や「戻り」の深さを測る上で、世界中のトレーダーが最も注目する、極めて重要な節目です。
1-4 フィボナッチリトレースメントは水平線としても機能する
私は水平線を使ったトレードが得意なのですが、実はフィボナッチリトレースメントは水平線のように使うこともできます。
詳しくは下記記事をごらんください。

この使い方はフィボナッチリトレースメント以外にもフィボナッチ各種で同様に機能します。
例えば、フィボナッチエクスパンションでも水平線として使えますし、あるいは水平線と一緒に使うことで、さらに精度の高い使い方ができます。
【実践】MT4/MT5でフィボナッチリトレースメントを引く方法
フィボナッチ161.8%がどれほど強力な節目であるかを理解しても、チャート上で正しく引けなければ意味がありません。
今から、世界中のトレーダーが愛用するチャートソフト「MT4(MetaTrader 4)」および「MT5(MetaTrader 5)」を例に、フィボナッチ・リトレースメントを引く具体的な手順を解説しますね。
(以下ではMT4の画像を使いながら解説していきます。)
2-1. フィボナッチツールの選択
まず、MT4/MT5の画面上部にあるツールバー(または「挿入」メニュー)から、フィボナッチ・リトレースメントのアイコンを探します。

通常、平行な三本線に「F」の文字が書かれたようなアイコンです。これを作成・選択します。
2-2. 【上昇トレンド】安値から高値へドラッグする
上昇トレンドにおいて、押し目の深さと、その後の到達目安(161.8%)を測る場合の引き方です。
手順:
- 起点(安値)を決める: 上昇の起点となった明確な安値にカーソルを合わせ、マウスを左クリックしたままにします。
- 終点(高値)へドラッグする: クリックしたまま、上昇の波の頂点となった明確な高値までカーソルを移動させます。
- クリックを離す: 高値の位置でクリックを離すと、フィボナッチの各レベル(0%, 38.2%, 50%, 61.8%, 100%, 161.8%など)のラインがチャート上に描画されます。

ポイント:必ず「左(過去)から右(未来)」に向かって引くイメージを持ってください。
上昇トレンドの場合は、「下(安値)から上(高値)」へ引きます。
2-3. 【下落トレンド】高値から安値へドラッグする
下落トレンドにおいて、戻り目の高さと、その後の到達目安(161.8%)を測る場合の引き方です。
上昇トレンドとは逆の手順になります。
手順:
- 起点(高値)を決める: 下落の起点となった明確な高値にカーソルを合わせ、クリックしたままにします。
- 終点(安値)へドラッグする: クリックしたまま、下落の波の底となった明確な安値までカーソルを移動させます。
- クリックを離す: 安値の位置でクリックを離すと、フィボナッチの各レベル(0%, 38.2%, 50%, 61.8%, 100%, 161.8%など)のラインが描画されます。

ポイント:下落トレンドの場合は、「上(高値)から下(安値)」へ引きます。
これも「左から右」の原則は同じです。
2-4. 正しく引けているかの確認方法
フィボナッチ・リトレースメントが正しく引けているか、以下の点を確認してください。
100%と0%の位置:
(※MT4/MT5のデフォルト設定では、このように表示されます)
2-5. フィボナッチリトレースメントはローソク足のヒゲと実体、どっちで引くか
フィボナッチリトレースメント、フィボナッチエクスパンション、フィボナッチチャネル。
これらのフィボはローソク足の実体にも引けますし、ヒゲで引くこともできます。

よくある悩みとして「フィボナッチリトレースメントはローソク足のヒゲと実体、どっちで引けばいいの?」がありますが、こたえは、ヒゲと実体の両方に引いて、反応している方に引くが正解です。
詳しくは下記の記事でも解説していますので、確認してみてね。

2-6. 【重要】161.8%が表示されない場合の表示設定方法
MT4/MT5のデフォルト設定では、161.8%のラインが表示されない場合があります。
その場合は、以下の手順で設定を追加・変更してください。
手順:
- 描画したフィボナッチライン(起点と終点を結ぶ斜めの点線)をダブルクリックして選択状態にします。
※ラインの端に小さな四角(■)が表示されれば選択状態です。
上手く選択できない場合は、何度かクリックする場所をずらして試してみてください。 - 右クリックし、「Fibo プロパティ」を選択します。
- 「フィボ・レベル」タブを開きます。
- 「追加」ボタンを押し、以下の数値を入力します。

- レベル設定: 1.618
- 説明: 161.8
- 「OK」を押して閉じます。

これで、あなたのチャートにも強力なターゲットとなる161.8%のラインが表示されるようになります。
一度設定すれば、次に引く時からは自動で表示されます。
2-7. 【知ってると便利!】フィボナッチリトレースメントにレートを表示する方法
フィボナッチリトレースメントの%数値はとても重要ですが、「この161.8%のレートっていくつなんだろう?」って、わざわざ水平線を引く人がたまにいらっしゃいます。しかし実は、ほんのひと手間でフィボナッチリトレースメントの%の横に、レートを表示することができます。
設定しておくと便利ですので、設定の手順を載せておきますね。
手順:
- 「フィボ・レベル」タブで、先ほど入力した「161.8」をダブルクリックし、以下の表記に変更します。
ついでに他の数値も変更しておきましょう。 - 説明: 161.8/%$(「/%$」を追加する)
- 「OK」を押して閉じます。

2-8. 【超重要】目的別・フィボナッチリトレースメントを引く2つのタイミング
ここまで、MT4/MT5での基本的な操作方法を解説してきましたが、実戦では「何を目的とするか」よって、フィボナッチリトレースメントを引くタイミングとドラッグする方向(上下)が明確に異なります。
初心者が最も混乱しやすいポイントですので、ここで整理しておきましょう。
タイミング①:押し目・戻り目の「エントリーポイント」を探すとき(基本)
- タイミング: トレンドの「最初の一波」が完成し、調整(戻り)が始まったと判断したとき。
- 引き方: トレンドと同じ向き(上昇なら安値→高値)に引きます。
- 目的: 38.2%や61.8%で反発する「エントリーの根拠」を探すため。
※ここまでの第2章で解説してきた内容です。
タイミング②:エントリー後、どこで利確するか「決済ポイント」を探すとき(応用・この記事の本題)
- タイミング: エントリー後、または押し目からの再加速(高値・安値更新)を確認したとき。
- 引き方: トレンドと逆向き(上昇なら高値→安値)に引きます。
- 目的: 161.8%などの拡張レベルを「利確の目標」にするため。
※次の第3章で詳しく解説する、この記事の核心部分です。
この2つの違いを理解した上で、次章からの「161.8%を使った利確術」を読み進めてください。世界がガラッと変わるはずです♪
図解で学ぶ!フィボナッチリトレースメント161.8%の「本当の使い方」
ここからが、本記事の本題です。
多くの初心者が陥る間違いと、161.8%が真に機能するための「ストーリー」を図解を使って解説します。
このパートで解説する161.8%の使い方は、押し目を探るためのフィボナッチリトレースメントとはまったく違います。
簡単に言うと、フィボナッチリトレースメントを引く順番が上下が逆になるだけです。
手順は以下の通りです。
上昇トレンドでエントリーした場合の例は、
高値 → 安値の順にドラッグして引きます。
売りの場合は、安値 → 高値の順に引きます。
3-1. 161.8%で利確ターゲットを決める場合のフィボナッチリトレースメントの引き方
【上昇トレンドの場合】1. 終点(高値)を決める:上昇の波の頂点となった明確な高値にカーソルを合わせ、左クリックしたままにします。
2. 起点(安値)へドラッグ:クリックしたまま、上昇の起点となった明確な安値までカーソルを移動させて離します。

【下降トレンドの場合】
1. 起点(安値)を決める:下落の起点となった明確な安値にカーソルを合わせ、左クリックしたままにします。
2. 終点(高値)へドラッグ:クリックしたまま、下落の波の底となった明確な高値までカーソルを移動させて離します。

いずれの場合も、161.8%を使う場合はトレンドと逆向きにフィボナッチリトレースメントを引くと覚えてください☆
3-2. 【図解】161.8%が機能する黄金パターン(上昇トレンド)
以下の図は、上昇トレンドにおいてフィボナッチリトレースメント161.8%を目標にする際の、理想的なチャートの形を示しています。
この図の流れを、初心者の方でも分かるように順番に解説していきます。
-
起点(安値)と高値(100%)の決定
まず、相場が安値から上昇し、一度止まったポイント(高値)を見つけます。
この「最初の上昇」が、フィボナッチリトレースメントを引く基準になります。
エリオット波動の1波と呼ばれる動きです。
-
押し目の形成
高値(100%)をつけたあと、価格は一度下がります。
ただし、最初の安値を割らずに、途中で下げ止まるのがポイントです。
このとき、フィボナッチリトレースメントの38.2%、50.0%、61.8%あたりで止まりやすいです。
エリオット波動の2波の終わりにあたります。
-
高値更新(トレンド継続サイン)
押し目をつけたあと、再び価格が上昇し、先ほどの高値を超えてきます。
これは「上昇トレンドが続いている」というサインです。
エリオット波動の3波と呼ばれる、一番伸びやすい場面です。
-
最終ターゲット(161.8%)
トレンドが継続すると、価格はフィボナッチリトレースメントの161.8%まで伸びやすくなります。
ただし、トレンドが弱い場合は、途中で止まることもあります。
3-3. 【実戦アドバイス】161.8%を狙ったトレードシナリオ
このパターンで利益を狙う場合、エントリーのタイミングはとても重要です。
例えば、「②押し目の形成」を確認したあとエントリーして
「③高値更新した瞬間」に決済すると、勝率が高くなりやすいです。
損切り(ストップ)は「②の押し目の下」に置くことで、
リスクを抑えつつ利益を伸ばすトレード(損小利大)を狙う方もいるでしょう。
そして、フィボナッチリトレースメント161.8%の使い方で特におすすめな利確方法が、「分割利確」です。
これは、保有しているポジションを一気にすべて決済せず、あらかじめ決めた複数の目標地点で段階的に利確していく方法です。
なぜこの方法が極めて有効かというと、「確実な利益の確保(精神的な安定)」と「利益の最大化(利を伸ばす)」を完璧に両立できるからです。
-
【第一目標:100.0%】で確実な利益と精神的な安定を掴む
「押し目からの再加速」を確認し、直近高値(100.0%)に達した時点でポジションの一部を利確します。
これにより、万が一そこから価格が逆行したとしても、「このトレードは絶対にプラスで終われる」という確約が得られ、その後のトレードを驚くほど冷静に、精神的に安定した状態で継続できます。
-
【第二目標:161.8%】でトレンドに乗って利益を最大化する
上昇トレンドが継続する前提でエントリーしている以上、当然、直近高値を超えてその先まで伸びるストーリーを想定しています。
残りのポジションは、多くのトレーダーが意識する次のターゲット「161.8%」までじっくりと伸ばすことで、トレンドのエネルギーを限界まで利益に変え、損小利大を体現できます。
具体的な分割利確の手順は以下の通りです。
このルールを守るだけで、あなたの利確精度は劇的に上がります。
-
100.0%(直近高値)で半分利確:
「②押し目からの再加速」を確認し、直近高値(100.0%)に達した瞬間にポジションの半分(または6割ほど)を利確します。
ここで非常に重要なポイントは、「②押し目の下」に置いていた損切り(ストップ)位置を、この「100.0%(直近高値)」の少し下(建値、またはわずかにプラスの同値決済位置)に移動することです。
この操作によって、確実に利益を確保でき、その後のトレードは「負けがなくなる」ため、安心して残りのポジションを見守れます。
-
残りのポジションを161.8%まで伸ばす:
残りはそのまま保有し、最終ターゲットである161.8%での全利確を目指します。
-
【最重要】戻ってきたら100%で全利確:
もし161.8%に届かずに価格が下がってきた場合は、
起点となる100.0%のライン(移動させた損切り位置)で残りのポジションをすべて決済(自動決済)します。
これにより、せっかく出た利益を失うことなく、確実にプラスでトレードを終えることができます。
※先ほど、損切り位置を移動しておいたので、チャートを監視していなくても自動で全決済が完了します。
詳しくは下記記事でも解説しています。

3-4. 初心者が陥るNG例:ブレイクしたから伸びるわけではない
初心者がよくやる間違いは、「単に高値をブレイクしたから、次は161.8%だ」と短絡的に考えてしまうことです。
-
押し目がないブレイク: すぐに失速し、フェイクになりやすいです。
-
レンジでのブレイク: トレンドのエネルギーがないため、伸びません。
何でもそうですが、必ず教科書通りになる、なんてことはあり得ません。
むしろ綺麗に動く方が珍しいと覚えておいてください^^
161.8%はあくまで「意識されやすい目安」であり、相場環境(上位足のトレンド、重要な経済指標など)によっては、全く無視して伸び続けたり、手前で失速したりすることも日常茶飯事です。
ツールに頼るのではなく、あくまでも環境認識という大きなパズルの一片としてフィボナッチリトレースメントを活用する意識を持ちましょう。
一番重要なポイント:
フィボナッチリトレースメント161.8%は「押し→再加速」の時だけ機能します。
実例で検証!過去の相場でもフィボナッチ161.8%は機能していた
図解で黄金パターンを理解したら、次は実際の相場でどのように機能したのかを見てみましょう。
テクニカル分析の基本原則は、数年経っても変わりません。ここで紹介する実例は、時代を問わず、人々の心理が集まる節目が強力に機能し続けることの証明です。
4-1. 【実例】AUD/JPY 1時間足チャート
以下は、AUD/JPYの1時間足チャートの一例です。
上昇トレンドが加速し、完璧な損小利大トレードが実現した局面です。

この局面における、フィボナッチリトレースメントの起点と終点は以下の通りです。
- 起点(100.0%): 96.308 (当時の主要安値)
- 終点(0.0%): 97.415 (直近高値)
- 調整幅(波の長さ): 110pips
4-2. チャート上のストーリーを解説
先ほど解説した「黄金パターン」が、実際の相場でどのように展開されたかを見ていきましょう。日付を追うごとに、トレーダー心理がどう動いたかが分かります。
-
①起点(96.308)と終点(97.415)の決定
相場が安値から力強く上昇し、97.415で一旦のピークを迎えます。
この「最初の上昇波」がすべての基準となります。 -
②押し目の形成とエントリー
高値(97.415)から価格が下がりますが、起点(96.308)を割らずに下げ止まります。
この例では、フィボナッチの38.2%〜50.0%の間で綺麗な反発を見せました。 -
③高値更新(トレンド継続)と「半分利確」
押し目から再上昇し、終点(97.415)を高値更新しました。ここで上昇トレンド継続が確定します。この記事で推奨する分割利確ルールに基づき、この97.415周辺でポジションの半分(または6割)を利確します。 同時に、損切り位置を「②押し目の下」から「97.415の少し下(建値)」へ移動し、負けのない状態を作ります。
-
④最終ターゲット(161.8%)へ到達(レート:157.42)
トレンドは加速し、最終ターゲットである161.8%(157.42)を目指して伸びます。チャートを見てわかる通り、価格は161.8%のラインに達した瞬間に急失速し、反転しました。
多くのプロトレーダーがここで一斉に利確決済を行った、強力な証拠です。
このように、具体的な日付やレートを示す過去の実例は、手法の有効性を証明するだけでなく、あなたが自分で検証する際の大きな助けとなります。テクニカル手法は、時代を問わず、正しい場所で正しく引けば、驚くほど機能するのです♪
さらにフィボナッチリトレースメントでのトレードの精度を上げるために
5-1. エリオット波動との併用
161.8%はエリオット波動の「第3波」の到達目安として非常に優秀です。
- 1波 → 起点から100%
- 2波 → 押し(調整)
- 3波 → 100%ブレイクから161.8%(またはそれ以上)まで
5-2. コンフルエンスを探す
フィボナッチリトレースメント単体ではなく、他の根拠と重なる場所(コンフルエンス)で使うことで精度が上がります。
- サポレジライン(水平線)
- 移動平均線
- チャネルライン
- 他のフィボナッチレベル
複数の根拠が重なるほど、そのラインの信頼性は高くなります。
詳しくは下記記事をごらんください。


フィボナッチリトレースメント おわりに
フィボナッチリトレースメント161.8%はトレーダー心理の集約です。
「押し→再加速→161.8」というストーリーを理解することで利確精度は上がります。
まずは過去チャートで検証してみてくださいね。
検証で「確かに161.8%で止まってる!」という感覚を掴んだら、次はデモトレードや少額リアルトレードで、実際に分割利確を試してみましょう。
知識を「知っている」状態から、「使いこなせる」状態へ高めることで、あなたのトレードは間違いなくレベルアップします♪
個人的に、フィボナッチリトレースメントの161.8%は、分割利確でよく使っています。
よくある質問(FAQ)
ここまでの解説で、フィボナッチリトレースメント161.8%の強力さと、実戦での具体的な活用イメージが湧いてきたと思います。最後に、みなさんが抱きがちな疑問を「よくある質問(FAQ)」としてまとめました。
実戦に臨む前の最終確認として活用してくださいね。
いいえ、必ずではないです。
相場に「絶対」はありません。
161.8%は魔法の数字ではなく、あくまで世界中のトレーダーが意識する「目安」に過ぎません。
強力なトレンドが発生している時や、重要な経済指標の発表直後などは、161.8%を全く無視して伸び続けたり、手前で失速したりすることも日常茶飯事です。
相場環境(上位足のトレンド、サポレジラインなど)に依存するということを、常に忘れないでください。
どの時間足でも使えますが、上位足ほど信頼性が高いです。
フィボナッチは、人々の心理が集まることで機能するツールです。
そのため、より多くのトレーダーが注目する日足、4時間足、1時間足といった上位足の方が、161.8%のラインは強力に意識されやすくなります。
5分足や1分足といった下位足でも機能しますが、ノイズ(一時的な不規則な動き)に惑わされやすくなるため、初心者のうちは上位足での検証・実践をおすすめします。
はい、使えます。
ただし、押し目の判断が重要です。
MT4/MT5や、証券会社独自のプラットフォームでも、誰でも簡単にラインを引くことはできます。
しかし、この記事で何度も解説した通り、161.8%が真価を発揮するのは「綺麗な押し目(戻り)からの再加速」の局面です。
初心者のうちは、「どこが起点で、どこが終点か」「これは本当に綺麗な押し目か」という判断が難しいかもしれません。
まずは過去チャートを使って、黄金パターンに当てはまる局面を探す練習(検証)を積んでから、実戦で活用するようにしてくださいね。
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