リスクリワードと勝率
あなたは勝率さえ良ければ勝てると思っていませんか?
だから高勝率のロジック/手法を探しているんじゃないでしょうか?
もしそうだとしたら
非常に危険です
「高勝率のロジックの罠を知って勝ちの仕組みを知る方法」でもお伝えしましたが
勝率が良くても勝てないことはよくある話です
まず初めにリスクリワードとは何か?
をおさらいしましょう
リスクリワードとは?
平均利益pips数÷平均損失pips数で計算されます
例えば、平均損失pips数が10pips、平均利益pips数が10pipsだとします
この場合のリスクリワードは、
10pips÷10pipsになりますので、
”1:1”になります
ですから、平均損失pips数が10pips、平均利益pips数が20pipsでしたら、
10pips:20pipsになりますので
この場合のリスクリワードは、
1:2になります
このように簡単に計算できます
また、このリスクリワードを使って将来の損益も計算することができます
FXの将来損益=リスクリワード×勝率×トレード回数
リスクリワードと勝率
では具体的に
このリスクリワードを使ってどのようにトレードをすればいいのでしょうか?
トレード前にリスクリワードを確認するのはおそらくやっているかと思いますが
具体的にどのくらいのリスクリワードならやるやらないというのを
自分の勝率と相談して決めるといいと思います
例)
①
ST20
TP10
↓
リスクリワードレシオ 0.5
必要勝率 66.67%
これは自分の勝率がもし67%無い場合は、
損切幅が20pなのに対して狙えるピプスが10pしか無い場合はやらない
②
ST20
TP25
↓
リスクリワードレシオ 1.25
必要勝率 44.44%
一方で同じ損切幅20pでもターゲットまで25pまで狙えそうなら場合
勝率が45以上あるならやってもいいトレード
③
ST7
TP10
↓
リスクリワードレシオ 1.43
必要勝率 41.18%
この場合は自分の勝率が42%あれば
やる価値が有るトレード
勝率とリスクリワード まとめ
こんな感じに
自分の勝率が分かっている場合は
「トレード前に」やる価値あるトレードかなぁって考えるひと手間を加えると
無駄なトレードが減るかもしれないです
今後の課題
基本はリスクリワード 1:1無いとやらないと決めていても、どうしても狙いたい時に使ったり
場面の絞り込み、自分のパターンじゃないとやらない、期待値が無いところではやらない
もっと「勝てるシステム」作りに焦点を当てて行きたい
これを書いた半年後の記事
↓
勝率の関連ブログ記事:「高勝率ロジックの罠を知って価値の仕組みを知る方法」
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