トレ教 第2章 

第2章 基本編

トレ教では、FXで勝つために必要なことをお伝えしていきますが、その前の準備としての知識についてお話をしていきますね。
そして、メルマガ読者さんから質問が多かったものも、この章で解説していきます。


(1)何から勉強したらいいのか分からない

FXを始めると、まず最初の壁がコレですよね。「順張り」、「逆張り」、「ローソク足」、「MA」、「ボリンジャーバンド」、「スキャルピング」、「デイトレ」、「スイング」・・・一体、何から勉強したらいいのかなってなります。

それぞれジャンルというのか、グループがあるのですが、まず最初にあなたに覚えてもらいたいのはローソク足の見方です。
「ローソク足 見方」と検索してみてください。そうすると、赤や青のローソク足の画像が出てきて、高値、安値、終値、始値について解説があるはずです。基本中の基本ですね。こういった調べれば分かる事は、どんどん検索してくださいね。
検索能力も大事だと思います。



私はたまに、ミニコンサルをやりますが、この時2種類の受講者さんに分かれます。
それは「インターネット上で調べれば分かる事を聞いて終わる人」と「調べても分からないことを聞いてくる人」です。
与えられた時間は同じなのに、前者はとてもチャンスを無駄にしていると思いませんか?
さて、ということで、このトレ教ではそういったことは「調べていることを前提として」話を進めていきますので、ご了承ください。


話を戻しますね。
ローソク足の見方は本当に最低限の知識として例に出しましたが、もしあなたが、FXを始めたばかりだったり、全然勝てなくてお金がどんどん減ってきてる!という場合は最優先事項として、「資金管理」について学んだ方が良いです。どんなものよりも先に、です。

「エントリーはどこで入ればいいの?」「利益を伸ばす方法を知りたい」こういったことは脇に置いておきましょう。
まずは、「資金管理」です。

資金管理と言うのは、トレードする時にどのくらいのロット(枚数)でエントリーすれば良いのかとか、どうしたら破産しないのかとか、どのタイミングで出金すれば良いのかなどのことです。
どうでしょうか?眠くなりましたか?
「そんなの興味ないよ」というお顔をしていますね。

そうなんですよね、この資金管理って本当に人気がないです。手法についてお話する時は、皆さんすごく目をキラキラ輝かせて聞いてくれますが、「資金管理の話をします」って言った途端に、目がとろ~んとされる方が多いです。

私もそんな誰も聞いてくれない話を延々とするつもりはないです。
しかし、とても重要だから、やっぱりこのトレ教でも要点だけはしっかりとお話しなきゃと思います。
資金管理の章でお話しますね。


(2)1万円を10万円にするトレードをしたい!

あなたは、「1万円チャレンジ」という言葉を聞いたことありませんか?
これは1万円の資金を使って、最終的には10万円にするというものです。
とても魅力的ですね。5回やれば、50万円です。連勝すれば・・・の話ですが。

結論からお伝えすると、この「1万円チャレンジ」はトレードに自信が無い今はまだ、やらない方が良いです。
なぜなら、この1万円チャレンジは、スキルの高い熟練者じゃないと成功しないからです。

SNSではこの「1万円チャレンジ」が流行っていますが、成功しているのは2つのスキルに長けている方です。
まず1つは「資金管理能力」そして、2つ目は、「トレードスキル」。この2つが高い方です。

今やっても、負けて口座の資金を飛ばす確率が高いので、もう少し待ってくださいね。

1万円を10万円にする方法についてですが、大きく分けて2つあります。
1つ目は「大きなロットでエントリーして勝つを何度か連勝する方法」と、2つ目は「小さなロットで、勝っても負けてもミジンコみたいな金額からスタートして、徐々に複利の力で増やしていく方法」です。これ以外にありません。

資金管理編で詳しくお話しますが、実は、そもそも1回のトレードで、どのくらいのロットでエントリーしたら良いのか?という、適正なロット数が決まっています。例えば、口座資金が1万円しかないのに、0.3ロットでエントリーしたら速攻でロスカットに口座資金が全部なくなります。
2pips逆行したら自動的にロスカットです。ちなみにこれは、レバレッジ888倍が使える場合の話です。

もしあなたが国内のDMM FXなどのFX会社を使っているなら、この1つ目の方法は使えません。
なぜなら、レバレッジが25倍しか使えないから、大きなロットでエントリーできない為です。

ということで、海外のFX会社を使ってチャレンジすることになりますが、大きなロットで勝てば利益額が当然大きくなるので10万円なんてすぐに達成できそうですね。

果たして本当にそうなのか、あなたが実際に計算してみてください。
まず、こういった「どのくらい逆行するとロスカットになるのか」とか「ロスカットされるレート」とか「何pips動けば、いくらの損益額になるのか」といったものが分かるサイトがありますので、そちらを使っていきましょう。

その便利なサイトは、日野ソフトウェアさんの「証拠金シミュレーター」というものです。
見た方が早いですね。


証拠金シミュレーター
https://fxsoft.x0.com/fxsimu/


移動しましたか?
下のサイト画面になりましたね?



それでは、海外のFX会社『XM』(スタンダード口座)で、10,000円入金して、買いエントリー。ハイレバでトレードした時のシュミレーションを一緒にしてみましょう。


そうしたら
純資産額に、「10000円」と入力して、通貨ペアは、何でも良いですが必要証拠金が少なくて済む「USD/JPY」にしましょう。「USD/JPY」と入力してください。
売買は買いエントリーなので、「買」を選んでください。
最大レバレッジはFX会社によって違いますが、XMのスタンダード口座なら888倍という高いレバレッジが使えるのでこれでやってみましょう。最大レバレッジに「888倍」を選んでください。次のレートは、「現在のレート」というボタンがあるのでそこをクリックしてください。取引数量は飛ばして、ロスカット証拠金維持率の部分もFX会社によって違いますが、XMは20%です。なのでここには、「20%」と入力してください。かなり資金が減っても強制ロスカットされないですね。

ここまでは大丈夫でしょうか?


・純資産額→「10000円」
・必要証拠金→「USD/JPY」
・売買→「買」
・最大レバレッジ→「888倍」
・レート→「現在のレート」ボタンを押す
・ロスカット証拠金維持率→「20%」



最後に取引数量ですが、この数を大きくすると利確できた時に得られる金額が大きくなります。「損益(円)=取引通貨数(ロット)×値幅(pips)」この公式は覚えておきましょう。
今回は、0.8ロットでシュミレーションしてみましょう。単位を間違えやすいですが、国内FXで主流の1ロット=1万通貨がベースになっています。海外口座の場合、1ロットの場合は、10と入力、2ロットの場合は、20と入力ですね。
今回は、0.8ロットなので、「8」になります。「8」と入力してください。

ここまで入力できたら、次に利確時の利益額を確認するために、利確pipsを入力していきます。
ここは取引数量と同じで、たくさんの値幅を利確できるほど、利確した時に得られる金額が大きくなります。「損益(円)=取引通貨数(ロット)×値幅(pips)」この公式ですね。
今回は、20pips利確できたと仮定しましょう。利確pipsに「20」と入れて下さい。
右側の損切pipsの場所は、どのくらいの値幅で損切するかということですが、利確pipsと同じ20pipsにしましょう。損切pipsの所に「20」と入れます。

これで全て、入力が完了しました。
あなたは入れれましたか?
下にまとめますね。


・純資産額→「10000円」
・必要証拠金→「USD/JPY」
・売買→「買」
・最大レバレッジ→888倍
・レート→「現在のレート」ボタンを押す
・取引数量→「8」
・ロスカット証拠金維持率→20%
・利確pips→「20」
・損切pips→「20」

と入力できていればOKです。
では早速結果を見てみましょう。
「計算開始」ボタンを押してください。

どうなりましたか?
下の方に数字が表示されましたね。






次に、2つ目の「小さなロットで、勝っても負けてもミジンコみたいな金額からスタートして、徐々に増やしていく方法」ですが、このやり方なら