先日、メルマガ読者さんから
「また負けました…」
とチャート付きで報告が来ました。
そのチャートを見た瞬間、
「あー、それじゃ負けるかも…」
と思ったんです。
なぜなら、
見た目は似ているのに、
まったく違う相場を、同じようにトレードしていたからです。
今日はその問題をシェアしますね。
チャート問題 レンジ編
下の画像AとBを見てください。
上位足がダウントレンドの時、
あなたなら、
それぞれどうやってエントリーしますか?
・Aは逆張り?
・Bは逆張り?
・両方同じ?
・それぞれ違う?


チャート問題の答え
あくまでも私の考え方です。
相場に絶対の正解はありませんので、
「自分ならこう考えるよ!」
という方も全然OKです。
それでは、行きますね♪
① Aはボックス相場
まずは、Aから。

サポートラインとレジスタンスラインの中で価格が上下しています。
幅がだいたい同じなのが、「ボックス」の特徴です。
この場合は、
・+2σ付近で売る
・-2σ付近で買う
という逆張りが有効です。
利確は反対側のバンド付近。
つまり、
・+2σから売って-2σで利確
・-2σから買って+2σで利確
という考え方です。
ただし、上位足の流れに沿った方向だけを狙う方が勝率は高くなります。
つまり、このチャートの場合、私なら+2σから売って-2σ付近で利確を狙います。
② Bはスクイーズ
次はBですね。
一見するとAと似ていますが、
実はまったく違います。
Bをよく見てください。

ボリンジャーバンドの幅がギュッと狭くなっていますよね。
これが「スクイーズ」です。
Aは、価格は横ばいで、ボリンジャーバンドの幅はそれほど縮んでいません。
ここが大きな違いです。
スクイーズで有効なのは逆張りではなく、
「エクスパンションからのブレイク狙い」
です。
今は狭くなっているボリンジャーバンドが、
Cのように花が開くように広がる瞬間があります。

これを「エクスパンション」と呼びます。
エクスパンションが発生したら、
・上にブレイクしたら買いを検討
・下にブレイクしたら売りを検討
という考え方になります。
ただし今回は上位足がダウントレンドだったため、
私なら「エクスパンション→下方向へのブレイクを待ち」ます。
ただしブレイクにはダマシも多いため、
私はRSIなどのオシレーターも併用して判断して精度を上げます。
なぜ読者さんは負けたのか
ちなみに「負けちゃった」と言っていた読者さんは、
Bのスクイーズをボックス相場と勘違いし、
「+2σまで来たから売りだ」
と考えて逆張りの売りエントリー。
しかしその後、
上方向へエクスパンションが発生。
結果として損切りになってしまったそうです。
スクイーズとは?
と、ここまで読んで
この読者さんが負けちゃった理由が
分かったと思います(100%こうだとは言い切れないけどね)
でもスクイーズとは
どういうやつだっけ?
となっているかもしれませんので
少し深堀りしながら
おさらいをしてみましょう
スクイーズとは、
ボリンジャーバンドの幅が極端に狭くなっている状態のことです。
先ほどのチャートの

これですね。
相場参加者が方向感を失い、
売り手と買い手の力が拮抗しているため、
値動きが小さくなります。
やる気が無い状態ですね
あと、
雇用統計などの
「材料待ち」の直前に出現しやすいですね
「今トレードしても
数時間後にはどうせ雇用統計の結果次第で動くんでしょ?
それならエントリーも決済もしませんよ(決済や損切でも相場は動きます)」
という相場参加者ばっかりの時に
この「スクイーズ」になりやすいです
でも、この状態は永遠には続きません。
相場は
・動かない時間
・大きく動く時間
を繰り返しています
そのためスクイーズの後には、
大きな値動きが発生しやすくなります。
バーン!!
って爆発した感じですね
これが多くのトレーダーがスクイーズに注目する理由です。
つまり、
初動を狙ってるんです!!
なぜスクイーズ後に大きく動きやすいのか?
スクイーズの後は、
大きなトレンドが発生しやすいと言われています。
なぜなら、
相場参加者のエネルギーが溜まっている状態だからです。
スクイーズ中は、
・買いたい人
・売りたい人
の力が拮抗していて、
値動きが小さくなっています。
しかし、その均衡が崩れると、
一気に注文が同じ方向へ流れます。
その結果、
・急上昇
・急下落
といった大きな値動きが発生しやすくなるのです。
そのため、
スクイーズを見つけたら、
「今は動かない相場」
ではなく、
「そろそろ大きく動くかもしれない相場」
と考えることが大切です。
エクスパンションとは?
エクスパンションとは、
スクイーズによって縮小していたボリンジャーバンドが、
再び広がり始める状態のことです。
ボリンジャーバンドが開き始めるということは、
ボラティリティが上昇しているということ。
つまり、
「トレンドが発生する可能性が高まった」
と判断できます。
先ほどのチャートの

ですね!
FX初心者さんは、
スクイーズだけを見てエントリーしがちですが、
実際にはエクスパンションを確認してからの方が精度は高くなります。
スクイーズは トレード価値無し
エクスパンションは トレード価値大
エクスパンションは トレード価値大
です^^
ボックス相場とスクイーズの違い
ボックス相場とスクイーズは、
どちらも横ばいに見えるため、
初心者さんが混同しやすい相場です。
しかし考え方はまったく違います。
ボックス相場は、
・上限で売る
・下限で買う
・下限で買う
という逆張り向きの相場です。
一方でスクイーズは、
・ブレイクを待つ
・エクスパンションを待つ
・エクスパンションを待つ
という順張り向きの相場です。
つまり、
✅ボックス相場は
「反発を狙う相場」
=逆張り
✅スクイーズは
「ブレイクを狙う相場」
「反発を狙う相場」
=逆張り
✅スクイーズは
「ブレイクを狙う相場」
と言えます。
見た目は似ていますが、
トレード戦略は正反対なのです。
初心者が間違えやすいポイント
FX初心者さんがよくやってしまう失敗が、
「横ばい=全部ボックスレンジ相場」
と考えてしまうことです。
確かに、
・方向感がない
という点では、
ボックス相場もスクイーズも似ています。
しかし、
・ボリンジャーバンドの幅
・水平線の引きやすさ
・移動平均線の向き
・水平線の引きやすさ
・移動平均線の向き
を確認すると、
違いが見えてきます。
詳しくはこの後解説しますね。
今回の読者さんも、
スクイーズをボックス相場だと思い込み、
逆張りをしてしまいました。
チャートは一部分だけを見るのではなく、
「今の相場はどんな状態なのか?」
を考えるクセを付けることで、
無駄な負けを減らしやすくなります。
なぜスクイーズをレンジと勘違いしやすいのか
慣れないうちは
スクイーズは、
見た目だけを見るとボックスレンジ相場に見えるかもしれません。
実際、
・値動きが小さい
・横ばいに見える
・ローソク足が密集している
・横ばいに見える
・ローソク足が密集している
という特徴があります。
しかし、
ボックスレンジ相場は
「反発し続けることが前提」
ですが、
スクイーズは
「その後のブレイクが前提」
です。
反発ではないです。
ここを勘違いすると、
今回の読者さんのように
「+2σだから売り」
と考えてしまって
大きなトレンドに巻き込まれてしまうことがあります。
スクイーズとボックス相場を見分けるポイント
でもヒントはまだあります。
水平線を見てください。
Aは上下に綺麗な水平線が引けて、MAも水平ですよね。
真ん中の移動平均線(MA)も真横です。

これも「ボックスレンジ」の特徴です。
一方でBは、
ボックス相場のように綺麗な上下の水平線が引けませんし
真ん中の移動平均線(MA)も傾いています。

つまり、
この時点で「本当にボックスなのかな?」
という違和感に気付けるはずなんです。
ボリンジャーバンドの幅だけでなく、
・水平線が綺麗に引けるか
・値幅が均等か
・MAの向き
・値幅が均等か
・MAの向き
という視点も持てると、
相場の見え方はかなり変わってきます。
チャート問題 まとめ
見た目は似ていても、
・ボックスレンジ → 「逆張り」
・スクイーズ → 「ブレイク待ち」
・スクイーズ → 「ブレイク待ち」
と考え方はまったく違います。
この違いを知っているだけでも、
無駄な負けをかなり減らせると思います。
チャートは一部分だけを見るのではなく、
・今はボックスなのか?
・スクイーズなのか?
・トレンドなのか?
・スクイーズなのか?
・トレンドなのか?
まず相場状況を判断してからトレードすることが大切です。
これは上位足から判断していくと
良いです。
エントリー手法ばかりを勉強する人は多いですが、
実はその前の「環境認識」の方が重要だったりします。
あなたは
今回の問題、AとBの違い、分かりましたか?
もし今回少しでも発見があったなら、
ぜひ次回のチャート分析に活かしてみてくださいね♪
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